退屈な練習は嫌だ、楽器を弾くなら音楽的な事を
歌も楽器もスポーツも共通して言える事。
【日々練習】ですよね。
僕は先天性の練習大好き人間なので【1フレーズ100回やるまで寝れま10(てん)】的な事を高校生の頃からずーっとやってました。
その中でも一番記憶に残っているのがこの曲のフレーズ。。。
0:37あたりから始まる2弦エコノミーピッキング。
これをどうしてもやりたくて、高校の時ノートに【正】をひたすら書いて練習しました。
本題に戻ります。
僕の生徒さんの中でも【正直練習嫌いっす】って方が少なからずいらっしゃいます。
今までも練習嫌いなミュージシャンが多く居た記憶があります。
なので、少しでも練習嫌いな人が練習できる様に工夫する事が大事だと思っていつもレッスン内容を考えてます。
多くの教則本などに書かれている
【クロマチック練習法】
これは僕は否定します。
ちなみに、クロマチックの練習法をご存知無い方に簡単に説明しますと。。。
こう言うやつです。
左手の指の分離を狙った練習法ですね。指のバタつきを抑える練習や、左手のフィンガリングをスムーズにする狙いもありますの、基礎練習や、ウォーミングアップによく使われます。
僕もたまにクロマチック練習法で指を温めたりする事はありますが、普段の練習には全く取り入れていませんし、レッスンでやる事もまずありません。
なんでか。。。。?
退屈だし、音楽的でない
からです。
クロマチックの音階が大好きでしょうがないと言う方もいらっしゃると思うので、全てとは言いませんが、少なくとは僕は好きではないので、退屈に思います。
僕は楽器を引くのであれば、もっとメロディー的なものを弾きたいと思うからです。
なので、自身のウォーミングアップやレッスンでの基礎練習では
【ドレミファソラシド】=【Cメジャースケール】
を中心に行います。
やっぱ楽器を引くなら音階を弾きたいです。自分だったら。
ギターは様々なポジションで【ドレミファソラシド】を弾く事ができるので、いろんなポジションで弾きます。
そして、以下の事を注視して弾きます(何事も練習においては無心で弾くのは良くないと思ってます。しっかりと狙いを定めて練習する事で効率を高められると思います)
- オルタネイトピッキングで弾く(これは絶対に守る)→ダウンピッキング・アップピッキングを交互に繰り返す。
- 歌いながら弾く(ドレミファソラシド〜♪と恥ずかしくても声に出す。)→歌いながら弾く事で音感も鍛えられます。
- ゆっくり演奏(メトロノームBPM=60の8分音符で)→フレーズはゆっくり弾いて練習する事が早く上達します。
- 指板を見ないで弾く(これは慣れたらで大丈夫)。
以上、4つを守って演奏します。
そして、慣れてきたらめちゃくちゃ感情を込めて【ドレミファソラシド】を弾きます。これが意外と難しい。
歌わせる練習ですね。
【ドレミファソラシド】を様々なポジジョンで練習する事は、フィンガリングのトレーニングにもなりますし、今後様々なスケールを覚える為に、実はめちゃくちゃ役立つんです。
この話はまた今度。