ギターお悩み相談室in新潟

新潟市でギター講師をしています。

ミュージシャンよヴォーカリストに優しくあれ。

ツイッターでつぶやきました。

 

これなんですけど、結構反響がありました。

改めて僕も考えたんですが、本当これだよな。と改めて自分でも納得しました。

 

 

レッスンでも【ヴォーカルを交えてのバンドアンサンブル】を指導する事がありますが、この様に伝えています。

 

【とにかく楽器隊はヴォーカルを意識、気を使いまましょう!】

 

バンドではヴォーカルが唯一の生楽器・自分の体を使った楽器なので、音量で言えば圧倒的弱者なわけですよね。

圧倒的弱者に対して、結構冷たい人多く無いですか?でも長年様々な現場でプレイしているミュージシャンや、プロフェッショナルの方々はやっぱり周りをよく見ていますし、特にヴォーカリストに対しての気遣いがすごいんですよね。

 

【よく見てきたヴォーカリストがバンド内で悲鳴をあげる一連の流れがコチラ】

自分の音が小さければアンプの音をあげる

それを聞いた他の楽器もバランスが代わりアンプの音をあげる

またまた自分のアンプの音をあげる

ヴォーカルは声がモニタリングできないからボリュームをあげる

それでも聞こえないからモニターの近くに行く

ハウるのでヴォーカルのボリュームを下げる

ボーカルが無理して大きい声で歌う

最終的にヴォーカルの喉が悲鳴をあげる。。。。

 

と言う悪循環。

これで喉を壊したヴォーカリストの方をたくさん見てきました。

 

こうならない様にするために、楽器隊はヴォーカルに対して注意してあげる事が大事だとおもいます。

 

しまいにはメンバーからの

【もっと声量あげた方がいいよ】と言う心無い一言。

これ本当にかわいそうです。

 

 

こんなツイートもしたら、なんと【いいね】が80以上もつきました。これはかなり共感していただけたのかなと思います。

 

そして、ちらほらヴォーカリスト方からも反響があり。もしかしたら、同じ思いで苦しい経験されてる人もいたのかな?なんて思ったりました。

 

若手のバンドをたくさん見ていると、ヴォーカルの方ってミュージシャンに【音大きいから下げて】ってなかなか言えない人が多い気もします。あくまで今まで見てきての僕の意見です。

 

そして、ここもあくまで僕の見解として、、、ですが。

特にアマチュアで活動されているヴォーカルの方って、楽器に詳しくない方が多いので(もちろん知識がたくさんある方もいらっしゃいます、あくまで今までの”僕の経験上”での話)ミュージシャンに対して強く言えないんだと思います。

 

やっぱりこの事をしっかりミュージシャンも理解する事が大事なのかな。と思います。

もちろん【そんなの知ってるわ!】って方もいらっしゃると思います。そんな方は流していただいて構いません。 

 

 

そして、ライヴをする時のヴォーカルの負担って大きいですよ。

フロントマンとして視線を一気に浴び、MCやら煽りやらライヴ全てがヴォーカルにかかってくるわけじゃないですか。

※もちろんミュージシャンも他の負担もあったりするので、一概にと言えませんが。

 

そして、武器(楽器)も持たず、自分の作った歌詞とメロディを歌うわけですよ。

 

これって、結構結構神経すり減らしますよね。

 

ミュージシャンって、楽器を持ってるとステージに立ってても、少し緊張感やわらぐ事もあるじゃないですか?割と守られている感ありません??

 

持ってる持ってないって結構大きな違いあると思います。

 

なので、ミュージシャンは義務教育として(笑)一度でいいからヴォーカルをやってみるといいんじゃないかな?

そして、自分で歌詞を作って、自分で作曲して、そして歌う。

 

これをやると全員がヴォーカリストに思いやるミュージシャンになるんじゃないでしょうか。

 

 

最後に

これは決してミュージシャンをディスってるわけでもなく、自戒の念も込めての文章です。

少しでも共感いただけると嬉しいなと思いますし、ヴォーカリストにやさしいミュージシャンが増えるいいなと思います♪

 

すこしでも共感いただけたら、シェアよろしくお願いします♪