ミュージシャンよヴォーカリストに優しくあれ。
ツイッターでつぶやきました。
バンドの音作りにおいて一番重要なのは【適切な音量】だと思う。特にVoが居る場合は適切な音量バランスが最大の課題。
— ギター講師KoheiUmekawa@Niigata JAPAN (@ukunited_) 2019年5月9日
これなんですけど、結構反響がありました。
改めて僕も考えたんですが、本当これだよな。と改めて自分でも納得しました。
レッスンでも【ヴォーカルを交えてのバンドアンサンブル】を指導する事がありますが、この様に伝えています。
【とにかく楽器隊はヴォーカルを意識、気を使いまましょう!】
バンドではヴォーカルが唯一の生楽器・自分の体を使った楽器なので、音量で言えば圧倒的弱者なわけですよね。
圧倒的弱者に対して、結構冷たい人多く無いですか?でも長年様々な現場でプレイしているミュージシャンや、プロフェッショナルの方々はやっぱり周りをよく見ていますし、特にヴォーカリストに対しての気遣いがすごいんですよね。
【よく見てきたヴォーカリストがバンド内で悲鳴をあげる一連の流れがコチラ】
自分の音が小さければアンプの音をあげる
↓
それを聞いた他の楽器もバランスが代わりアンプの音をあげる
↓
またまた自分のアンプの音をあげる
↓
ヴォーカルは声がモニタリングできないからボリュームをあげる
↓
それでも聞こえないからモニターの近くに行く
↓
ハウるのでヴォーカルのボリュームを下げる
↓
ボーカルが無理して大きい声で歌う
↓
最終的にヴォーカルの喉が悲鳴をあげる。。。。
と言う悪循環。
これで喉を壊したヴォーカリストの方をたくさん見てきました。
こうならない様にするために、楽器隊はヴォーカルに対して注意してあげる事が大事だとおもいます。
しまいにはメンバーからの
【もっと声量あげた方がいいよ】と言う心無い一言。
これ本当にかわいそうです。
ヴォーカルの声量ってそんなに大事ですかね?オペラとかだったらまだわかるんだけど、バンドはマイクで歌う訳だからね。
— ギター講師KoheiUmekawa@Niigata JAPAN (@ukunited_) 2019年5月9日
声量とばっか言う人に限って自分の音がデカくてヴォーカルに一切気を使ってない人が多いですよね。
声量声量って言う前に歌いやすい環境作るのがミュージシャンには絶対的に必要。
こんなツイートもしたら、なんと【いいね】が80以上もつきました。これはかなり共感していただけたのかなと思います。
そして、ちらほらヴォーカリスト方からも反響があり。もしかしたら、同じ思いで苦しい経験されてる人もいたのかな?なんて思ったりました。
若手のバンドをたくさん見ていると、ヴォーカルの方ってミュージシャンに【音大きいから下げて】ってなかなか言えない人が多い気もします。あくまで今まで見てきての僕の意見です。
そして、ここもあくまで僕の見解として、、、ですが。
特にアマチュアで活動されているヴォーカルの方って、楽器に詳しくない方が多いので(もちろん知識がたくさんある方もいらっしゃいます、あくまで今までの”僕の経験上”での話)ミュージシャンに対して強く言えないんだと思います。
やっぱりこの事をしっかりミュージシャンも理解する事が大事なのかな。と思います。
もちろん【そんなの知ってるわ!】って方もいらっしゃると思います。そんな方は流していただいて構いません。
そして、ライヴをする時のヴォーカルの負担って大きいですよ。
フロントマンとして視線を一気に浴び、MCやら煽りやらライヴ全てがヴォーカルにかかってくるわけじゃないですか。
※もちろんミュージシャンも他の負担もあったりするので、一概にと言えませんが。
そして、武器(楽器)も持たず、自分の作った歌詞とメロディを歌うわけですよ。
これって、結構結構神経すり減らしますよね。
ミュージシャンって、楽器を持ってるとステージに立ってても、少し緊張感やわらぐ事もあるじゃないですか?割と守られている感ありません??
持ってる持ってないって結構大きな違いあると思います。
なので、ミュージシャンは義務教育として(笑)一度でいいからヴォーカルをやってみるといいんじゃないかな?
そして、自分で歌詞を作って、自分で作曲して、そして歌う。
これをやると全員がヴォーカリストに思いやるミュージシャンになるんじゃないでしょうか。
最後に
これは決してミュージシャンをディスってるわけでもなく、自戒の念も込めての文章です。
少しでも共感いただけると嬉しいなと思いますし、ヴォーカリストにやさしいミュージシャンが増えるいいなと思います♪
すこしでも共感いただけたら、シェアよろしくお願いします♪